【扶桑町神楽囃子保存会】役員会へ参加

福塚組長

2022年08月05日 21:00

先日、扶桑町神楽囃子保存会の役員会へ参加いたしました。
これは毎年、各地域の神楽囃子(福塚地域では祭ばやし)保存会の代表者が扶桑町より補助金を受け取るための会であり、昨年までは前会長とともに参加しておりましたが今年度からは正式に代替わりです。

議題としては、笛の製作をされている地域の方から笛の販売をしていただけるとの案内と、助成金の交付がメインでした。
年に一回の各地域の保存会代表が一同に集まる機会ではありますが、なかなか情報共有・意見交換などの交流を活発に行うには至らず。
わが福塚祭ばやし保存会も先立っての夏祭り代替ベントについて少し紹介させてはいただきましたが、他地域の保存会での活動など詳しくお聞きすることができなかったのが残念です。

また自治会・駐在会の方からも秋祭りの開催について検討が行われていると伺っております。

すでに我々も夏の代替イベントで辛うじて生演奏を行えたメンバーのうち秋祭り時期には部活の大会や都合等で参加できない見通しの者もいるため、秋までに獅子舞の笛・太鼓を演奏できる人員確保と追加の練習が必須の状況です。
もし楉埜神社・覚王寺への巡回・獅子舞奉納が復活した場合であっても、やはりコロナ禍の継続する状態で対象となる全小学(3~6)生への全体指導を行うことは難しいため9月から再開予定の練習も希望者のみに留めるほかなく、小学生の同行者の大多数が笛を習えていない状態での参加となります。
こういったこともあり地域の祭ばやしに関して「夏・秋祭り」の開催有無は、披露の場や練習機会のみならず、時期時期に故郷の音色としての祭ばやしを聞き親しむチャンスも失ってしまうということなのだと改めて実感しています。

夏休み期間に入り扶桑町内でもコロナ感染拡大の傾向にはありますが、町制施行70周年記念イベントは各地で大々的に開催が予定されているようです。
現状を鑑み【地域の祭ばやし継承の危機】に関して行政としても、なにかしらの対応策を講じていただけることを期待しています。

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