福塚祭ばやし保存会　青年部

一昨日と昨日の設楽祭・秋祭りを終えて、
若手の会発足から丸一年が経ちました。

組織を一から作るのは、どこの世でも難しいことであり、
この若手の会も例外ではありません。

保存会の中で、ただ子供会を卒業した方々に声をかけ、
ただ集まって楽しくガチャガチャするだけならいくらでもできます。

しかしながら、それでは本会の目的である「祭ばやしの継承」がままならないのです。

目的を達成するためには、
１．全会員に目的意識を持ってもらわねばならない。
２．地域の方々のご理解を得なければならない。
３．全会員のモチベーションを維持しなければならない。

これらが大切です。

目的意識、という点においては、現在の会員全員がしっかり持ってくれています。

ただ、結成からまだ一年という若い団体が故、
多忙な中、本番に参加してくれているにも関わらず、
会員に肩身の狭い思いをさせてしまっています。
会員の皆様、本当に申し訳ありません。

そんな中でも、うれしいことがありました。

しもとの神社から覚王寺へ移動する際、
ある会員が「帰ろうかな」と言いました。
私は、覚王寺まではかなり遠いので、帰ってもいいよと言いました。

それでもその会員は、覚王寺まで着いてきてくれました。
そして「楽しいから、最後までいようかな」と言ってくれたのです。
結局、福塚公民館まで一緒に歩いてくれました。

代表冥利に尽きる瞬間でした。

年間通して、しもとの神社から覚王寺へ移動する秋祭りが一番大変です。
本当に帰るとぐったりするぐらい疲れる祭です。
それでも楽しいと言ってくれることほど、
祭ばやしやっててよかったと思えることはありません。

話が逸れましたが、

２年目に向けての代表の目標
１．より強い組織力の構築
２．保存会とのさらなる連携
３．会員のモチベーションのさらなる向上

私個人の身辺が騒がしくなって、なかなか代表業に専念しにく、
私自身がモチベーションを維持するのに必至な状況です。

ただなんとか、皆様にご迷惑だけはかけないよう、粛々と進めてまいります。